
と考えているあなたへ。
この記事では、 新茶とその他のお茶の違いについてまとめてみました

新茶はここが違う!!
- 甘み・旨みが強い
- 渋みが少ない
新茶は甘み・旨みが強いお茶になります。
甘いお茶は、やはり美味しい。
香りも芳醇なので茶葉を嗅ぐだけでも楽しめます。
しかも1年に1回しか摘まれないため、新茶が発売される時期を逃すと、次に手に入るのは来年になります。

この記事では、新茶がなぜ紹介したような味になるのかや、いつの時期が新茶なのかをまとめてみました。
目次
新茶が美味しくなるのは成分が違うから
新茶の味が変わる一番の理由は、 茶葉に含まれる成分が違うからです。
ざっくり言うと「甘み・旨み」の成分が増え、「渋み」の成分は少なくなっています。
新茶は「テアニン増し・カテキン少な目」
新茶の成分の違いを、表でまとめるとこんな感じになります。
成分 | 量 | 味 |
テアニン | 多い | 甘み・旨み |
カテキン | 少ない | 渋み |
表の通り、「甘み・旨み」を出す「テアニン」が多くなり、「渋み」を出すカテキンが少なくなっています。
新茶がテアニンを多く含むのは「日光に当たっていない」から
新茶は、冬の間に溜め込んだ栄養分が多く含まれます。
この栄養分が主にテアニンです。

テアニンは、日光に当たるとカテキンに変わる性質を持っています。
春以降は太陽が出る日が多くなるため、カテキンが多い茶葉が摘まれます。
つまり、新茶以降の二番茶・三番茶はカテキンを含むお茶になります。(渋みや苦みが出やすいお茶になる)

新茶の時期は「4月下旬~5月下旬」ころ
新茶はその年の初めに摘んだ茶葉
新茶と呼ばれる茶葉は、1年で初めに摘んだ新芽のことを言います。つまり新茶と1番茶は言い方が違うだけで同じ意味です。


茶園では、1年に何度か収穫が行われます。最初に摘まれるお茶が新茶(一番茶)、そして二番茶・三番茶・四番茶と続きます。
摘採時期をまとめると下記のようになります。
種類 | 摘採時期 |
新茶 (一番茶) |
4月下旬~5月下旬 |
二番茶 | 6月中旬~7月下旬 |
三番茶 (番茶~) |
7月末~8月上旬 |
四番茶 | 9月下旬~10月上旬 |
表の通り、新茶シーズンは4月下旬から5月下旬になります。この時期に摘採されたお茶が新茶として出荷されるというわけです。
三番茶~四番茶の茶葉が、いわゆる「番茶」「ほうじ茶」に使われることが多いです。

新茶と八十八夜の関係
立春から数えて、88日目にあたる日を八十八夜と呼びます。(毎年5月1日~5月3日あたり)
この時期になると、ニュースやSNSなどで「新茶シーズン到来!!」といった内容が飛び交います。
超介です。
日本、茶、茶、茶。
新茶シーズン到来。
20日の静岡新聞にこんな広告が出ていたのをご存知か。
家にいるのはたいへんだ。でも、日本にはお茶がある。#超介さん #静岡新聞 #SBS pic.twitter.com/js4qCPPsof— 決めた。静岡新聞SBS (@ShizushinSBS_PR) April 23, 2020
新茶の摘採時期は「4月下旬から5月下旬」のため、八十八夜はちょうど茶摘みの最盛期にあたります。このため、八十八夜になると新茶ネタが増えてくるというわけです。

甘いお茶が好きなら新茶を飲もう!!
新茶と他のお茶の違いについてまとめてきました。
新茶好きな人は、販売開始と同時に好きなブランドの煎茶を一年分買い込むこともあるそうです。

いろんなブランドの新茶を味わって「これだ!」というものがあれば、そういった購入方法もありだと思います^^
以上、新茶に関するまとめ記事でした。