との疑問を持っておられる方へ。
「焙煎されているから、ほうじ茶はカフェインが少なくて安心」
とよく言われますが・・
気になる!!
- 実際どのくらい含まれているのか?
- 寝る前に飲むのはだめなのか?
といったことがイマイチわからなかったので、調べたことをこの記事にまとめてみました。
寝る前のほうじ茶に、癒される日々をお過ごしの方。
参考になれば幸いです^^
文部科学省「日本食品標準成分表」によると
文部科学省の「日本食品標準成分表」を調べてみると、ほうじ茶にはカフェインが含まれることが記載されています。
ほうじ茶カフェイン | |
カフェイン | 抽出方法 |
0.01g (100mlあたり) |
茶葉:15g お湯(90℃):650ml 抽出方法:0.5分 |
資料によると、カフェインは100mlあたり0.01g(10mg)程度含まれるとのこと。
「10mgってどのくらい?」
という疑問がすぐに出てきますが、おおよそ煎茶の半分程度の認識でよいかと。
寝る前に飲むのはダメなのか?
意外とカフェインを含んでいるほうじ茶。
ただ知りたいのは・・
「寝る前に飲んでもいいのか」
ということ。
食品安全委員会の「食品中のカフェイン」から、寝る前に摂れるカフェイン量を調べてみたところ、下記のような記述がありました。
就寝直前に、1 回当たり 100 mg(体重 70 kg の成人の場合:約 1.4 mg/kg 体重)のカフェイン摂取は、一部の成人で睡眠障害を引き起こす可能性がある。(オーストリア保健・食品安全局)
「約1.4 mg/kg」で体重換算したカフェイン量以上は、寝る前に飲まない方がいいとのこと。
わかりにくいので表にすると・・
体重 | カフェインライン |
40kg | 56mg |
50kg | 70mg |
60kg | 84mg |
70kg | 98mg |
80kg | 112mg |
といった感じになるかと。
ほうじ茶のカフェイン量を考慮すると、絶対飲んじゃダメ!っという感じではなさそうです。
実際に飲むときはどのくらいカフェインを摂っている?
寝る前にほうじ茶を飲む場合、カフェインに注意する必要はありそう。
ただ、個人的に気になるのが「日本食品標準成分表」のカフェイン量を計算した茶葉の量。
「茶葉15g」はちょっと多い気がする
茶葉15gを市販のほうじ茶で測ってみました。(画像上)
別角度から見るとこんな感じです。
作り置きで2リットルくらいを作る場合は、このくらいかなと思います。
ですが・・
「寝る前に急須でほうじ茶淹れるか」
と思って急須にいれる茶葉は、もっと少ないなと感じました。
いつも飲んでいる量は2g程度だった(笑)
実際にほうじ茶を淹れる際に、茶葉をどのくらい淹れているかを確認してみました。(画像上)
2gでカフェイン量を計算するとどうなるのか?
15g/650mlで「100mlあたり10mg」ということは、全体で130mgのカフェインを含んでいることになります。
お湯の量に関係なく、茶葉からすべてのカフェインが溶け出すと考えると、2gでは約17mgのカフェインが抽出されることに。
カフェイン量はほうじ茶の種類によっても変わりますし、食品安全委員会の資料からも個人差はありそうなので、軽はずみに「飲める」とは言えません。
ですが・・
「ほうじ茶にはカフェインが入っているから寝る前に飲むのは辞めよう!」
と考える前に、普段飲んでいるほうじ茶の量を確認して、問題ない量であれば寝る前に飲む習慣を続けてもいいのかなと思いました^^
それでは、今日も素敵なおちゃらいふを^^