水出し緑茶を飲みたい!
けど・・ポットってどんなものを用意すればいいの?
という方に・・・
今回は、水出し緑茶ポットに関して以下の内容をまとめてみました。
- 選ぶ際の検討項目
- メーカーごとの比較結果
- メーカーごとの特徴
- おすすめ商品
水出し緑茶ポットは、使用する環境に応じて必要な仕様・機能が変わってきます。
自分はどういった風に使いたいかな?
ということを考えながら、読み進めていただければと思います^^
水出し緑茶ポットを選ぶ際の検討項目
水出し緑茶用のポットを選ぶ際の、検討項目を下記にまとめました。
健康項目①:茶葉orティーバッグ?
水出し緑茶のポットを検討する場合は、最初に”何を使って作るか?”から機能を絞りましょう。
基本的には、下記の材料をもとに作ると思います。
- 茶葉
- ティーバッグ
茶葉を使う場合
作り置きも考えるなら茶こし付きがベスト
茶葉を使って水出し緑茶を作る場合には、茶こし付きのポットが非常に便利です。
茶こしとは、お茶を作った後に茶葉だけを取り出すために用いられる”網状のかご”のようなものです。
水出し緑茶用の茶葉には、作り方を見ると「〇分後/〇時間後に茶葉を取り除く」と記載されていることが多いです。
茶こし付きであれば、指定の時間が経った後、茶葉のみを取り除くことができます。
普通タイプのポットでは、茶葉を取り除くことはできません。
ポイント
茶葉を使用する場合は茶こし付きのポットを使用するようにしましょう。
飲み切りならフィルター付きでもOK
茶葉で作った水出し緑茶を、短時間で飲み切ってしまう場合は「フィルター付き」のポットでもOKです。
「フィルター付き」というのは、ポットの蓋に”網状のかご”がついているタイプです。
作った水出し緑茶をコップに注ぐ際に、茶葉がフィルターに引っかかて、お茶だけを注ぐことができます。
ただし、ポットから茶葉を取り除けるわけではないため、作り置きなどには向きません。
ティーバッグを使う場合
ティーバッグを使う場合は、「茶かご」「フィルター」などの機能にこだわる必要はありません。
作った後に取り除く場合は、例えば割りばしなどでも取ることができます。
検討項目②:水出しポットの容量
一度にどれだけの量を作ることができるかも大切なポイントです。
ポイント
おすすめとしては1リットル以上のポット。
水出し緑茶は、作り置きをすることが多くなると思うので、最低でもその程度の容量は必要になるケースが出てくると考えられます。
また、水出し緑茶用の茶葉/ティーバッグの作り方には、1リットル程度の水を推奨容量にしている場合がほとんどです。
このため、1リットル以上が目安かと思います。
検討項目③:水出しポットの耐熱
ポットの耐熱は、お湯でも使いたい場合に検討したい項目です。
「せっかく緑茶用ポットを買うんだったら、ホットでも作れたらいいな」
という方は、耐熱の高いポットを選びましょう。
熱湯をそのままポットに注ぐ場合は、100℃近いお湯が入ることになるため、少なくとも耐熱100℃以上のものを選ぶ必要があります。
ポイント
お湯で使う予定があるなら、耐熱100℃以上のポットを選ぶ。
耐熱仕様のポットには、耐熱認証のシールが貼ってあります。
こういったポットはホットで使う際にも、安心して使うことができると思います。
検討項目④:水出しポットの洗い方
水出しポットの洗い方も事前に検討しておきましょう。
洗い方としては、下記の2パターンに分かれると思います。
- 食洗器を使って洗う
- 手で洗う
注意したいのは、普段から食洗器を使用している場合です。
食洗器は、機械でしっかり洗うために、高圧の水流や乾燥工程があったり、専用洗剤を使用するなど、手洗いとは勝手が違います。
食洗器に対応していないポットは、こういった洗浄環境に耐えられずに、壊れてしまうことあります。
ですので、食洗器でポットを洗いたい場合は「食洗器対応」のポットを選ぶようにしましょう。
ポイント
食洗器を使うなら「食洗器対応」のポットを選ぶ。
検討項目⑤:水出しポットの保存方法
一度作ったお茶を、ポットでどう保存するかも大切なポイントです。
特に水出しの場合は、冷蔵庫内で保存することになります。
冷蔵庫で保存する場合には、下記のことを事前に検討しておきましょう。
- 縦置きで保存するか
- 横置きで保存するか
縦置きで保存する場合
縦置きで保存する場合は、ポットのサイズをしっかり確認しましょう。
ほとんどの場合、保存場所は冷蔵庫のポット置き場(扉内側)になるかと思います。
よくあるミスとしては、せっかくポットを購入したのに、冷蔵庫のポット置き場にはまらないというケースです。
商品サイトを確認すれば、ポットのサイズ情報が記載されているので、欲しい消費を絞った後は、まずはそちらを確認しましょう。
また、冷蔵庫のポット置き場の幅などもしっかり確認しておきましょう。
メモ
縦置きで保存するならポットのサイズ&保存先のスペースを確認する。
横置きで保存する場合
縦置きスペースがない冷蔵庫や、台所事情もあって、横置きをする場合もあると思います。
そういった場合は、横置きが可能と表示されているポットを購入しましょう。
横置き可能なポットの特徴としては・・
- ロックがついている
- 漏れにくい構造になっている
- 横にでも置ける形状(四角に近い形状)になっている
などが挙げられます。
特に漏れにくさに関しては、商品ごとに強度が異なってきますので、商品レビューなどをしっかり確認することも大切です。
ポイント
横置きで保存するなら「横置き可能」表示のあるポットを選ぶ。
ハリオ・ニトリ・100均の商品を比較
紹介した検討項目をもとに、下記メーカーから販売されている代表的なポットの特徴をまとめました。
- ハリオ
- ニトリ
- ダイソー
メーカー | 商品名 | 価格 (円) |
容量 (ml) |
茶こし | フィルター | 耐熱 (℃) |
食洗器 | 横置き |
ハリオ | かご網付水出し茶ポット | 1500 | 1200 | 〇 | × | 120 | 〇 | × |
水出し茶ポット | 800 | 1000 | × | 〇 | 120 | 〇 | × | |
フィルターインボトル | 2000 | 750 | × | 〇 | 120 | 〇 | × | |
ニトリ | 茶こし付きワンプッシュ冷水筒 | 750 | 2100 | 〇 | × | 100 | × | 〇 |
コーヒー&ティーポット | 740 | 1100 | 〇 | × | 100 | × | 〇 | |
スリム冷茶ポット | 555 | 1100 | × | × | 100 | × | 〇 | |
ダイソー | 冷茶筒1.6 | 200 | 1600 | × | × | 60 | × | × |
冷茶筒2.1 | 300 | 2100 | × | × | 60 | × | × |
ハリオ:縦置きの最高性能(耐熱高い・食洗器可・茶葉OK)
縦置きで使うなら「HARIO」はかなりおすすめ。
耐熱は120℃対応で、食洗器も使用可能です。
ハリオのおすすめ「かご網付水出し茶ポット」
おすすめは、かご網付水出し茶ポット。
ポットに必要な機能のほとんどが揃っています。
ポイントはこんな感じ。
- 茶葉でもティーバッグでも使用可能
- 茶葉を取り出すことができる
- 耐熱120℃で安心
- 食洗器OK
- 茶こしのふたを取りはずして洗える
使い方の紹介も動画で紹介されています。
デザイン重視なら「フィルターインボトル」
オシャレなポットを使いたい人には「フィルターインボトル」シリーズがおすすめです。
まるでワインボトルのような形状をしており、デザイン性は高いです。
⇒ハリオ「フィルターインボトル」使ってみた!デメリットやメリットまとめ!
ニトリ:横置きができる&洗いやすい
ニトリの特徴は、横置き可能なラインナップがあること。
価格帯はハリオと比較すると安価。手洗いしやすい形状になっていることも嬉しいポイント。
ニトリのおすすめ「コーヒー&ティーポット」
ニトリで購入するなら「コーヒー&ティーポット」がおすすめ。
横置きの特徴を生かしつつ、茶かごの機能もフレキシブルに対応できている点が嬉しい!
ポイントはこんな感じ。
- 茶葉でもティーバッグでも使用可能
- 茶葉を取り出すことができる
- 横置きOK
- 熱湯もOK(100℃まで)
ダイソー:とにかく安価
ダイソー始め100均の水出しポットは、安さ重視の方におすすめ。
シンプルな構造のため、必要のない項目をしっかり把握した上で購入しましょう。
紹介している条件の中ではこのような方におすすめかと^^
- 基本ティーバッグで作る
- 水出し以外の用途では使用しない
- 洗う時は手洗い
- 冷蔵庫には縦置きで保存
特に100均の水出し用ポットは、耐熱が低い素材を使用しているケースが多いです。
間違えて熱湯を注いでしまうと、ケガなどの恐れがあるので注意しましょう。
容量は比較的多めのラインナップが多いため、たくさん作る際には困らないと思います。