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玉露とは?煎茶・抹茶との違いやカフェイン量などをまとめてみた。

玉露とは?煎茶・抹茶との違いやカフェイン量などをまとめてみた。
ユーザー
ユーザー
「玉露」は聞いたことがあるけど、他の緑茶と何が違うかわからない。
何か高級なイメージしかない。
考え中
考え中

玉露については、こういったイメージを持たれている方が多いのではないかと。(詳しい方を除いて笑)

実際に玉露は、緑茶の中では最高クラスのお茶であり、その味わいも煎茶などと比較すると旨みや甘みの強さは段違いです。

高級なことからも、来客で使用されることもしばしば。
タマ
タマ

この記事では、なぜ玉露の風味は、それほどまでに違いが出るのかを始め、煎茶や抹茶との違いなどもまとめてみました。

この記事でまとめた内容

  • 玉露の風味の理由
  • なぜ最高級なのか
  • 煎茶や抹茶との違い
  • 成分としての特徴まとめ
茶太郎
茶太郎
気になる内容があれば読んでみて下さい。
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玉露が最高クラスの緑茶になる理由

玉露が最高クラスの緑茶になる理由

紹介した通り、玉露は旨味・甘みが強く、緑茶の中でも最高クラスに位置します。

この理由は、下記の2点によるもの。

玉露の味・ランクが違う理由

  • アミノ酸が豊富に含まれる
  • 手間がかかる&希少性が高い

玉露は「旨み・甘み」が出るアミノ酸を多く含む

玉露と他の緑茶を比べて大きく違うのは、アミノ酸を多く含む茶葉であること。(抹茶は別です)

アミノ酸の中でも、とりわけ「テアニン」という成分が多く含まれます。このテアニンはリラックス作用で注目されることが多いですが、味の観点から見ると「甘み」が出る成分と言われます。

茶太郎
茶太郎
甘みが出て、リラックスもできるお茶というわけですね。

反対に、煎茶などで味わう「渋み・苦み」といった味わいはあまり感じません。

飲んだ感じも、液体というよりは「トロっと」した独特の飲み口になっています。

このトロっとした感じが苦手な人も結構いたりする。
タマ
タマ

また玉露には、「青海苔のような香り」と表現される「覆い香(おおいか)」という独特な香りがあります。

玉露特有の栽培方法によるものですが、本当に青のりのような香りがします。

茶太郎
茶太郎
上級煎茶でも、それっぽいに香りがするので、高級な茶葉は香りから違うイメージですかね。
飲み口はもちろんのこと、香りも楽しめるな。
タマ
タマ

「手間がかかる・希少性が高い」ため高級品

玉露は普通の煎茶と比較すると、1000円以上も値が張ることが多いです。これは、普通の緑茶と比べると、玉露は作る手間がかかってしまうため。

手間ひまかけて作られたものは、そりゃ値段も上がるよね。
タマ
タマ

普通の緑茶は、茶畑でお日様に当てながら育ちます。これに比べて、玉露は寒冷紗(かんれいしゃ)と呼ばれる布で覆いをして、日光を遮った状態で育てます。(これを被覆栽培と呼びます)

また、玉露は限られた産地でのみ栽培されるため、生産量が少なくなっています。生産量が少ないということは、希少性が高くなってしまいます。

茶太郎
茶太郎
茶園に覆いをするひと手間、生産量が少ないことからくる希少性によって、高級品となったようですね。

煎茶や抹茶との違い

煎茶や抹茶との違い

独特の味や、栽培方法によって高級な緑茶となっている玉露ですが、煎茶・抹茶などと比べると何が違うのか。栽培方法や加工方法についての違いをまとめてみました。

簡単に言うとこんな違い

種類 栽培方法 加工方法
玉露 被覆栽培 揉む
抹茶 玉露と同じ 挽く
煎茶 お日様に当てる 玉露と同じ

煎茶とは「栽培方法」が違う

煎茶との違いに関しては、作り方の手間でも紹介したように、栽培方法が違います。

お日様に当てて育てるのが煎茶で、当てないのが玉露だね。
タマ
タマ

この違いのため、茶葉に含まれる成分が大きく変わります。玉露にテアニンが多いことは紹介しましたが、テアニンは日光に当てるとカテキンに変化します。

つまり、日光に当てて育つ煎茶はカテキンを多く含むことになり、カテキンは「渋み・苦み」を出すため味わいそのものも大きく変わります。

茶太郎
茶太郎
日光に当てることで育つ煎茶は、渋みや苦みといった味わいが増えるんですね。

抹茶とは「加工方法」が違う

抹茶との違いは、そもそも茶葉の形が違います。

茶太郎
茶太郎
玉露は煎茶のように「茶葉」ですが、抹茶は粉ですよね。

これは、抹茶がほかの緑茶と比べると加工方法が違うことから来ています。普通の緑茶は、茶葉を「揉む」という工程があり、どんどん細長い形になっていきますが、抹茶は茶葉をそのまま乾燥させ、細かく挽いて粉状にしています。

栽培方法に関しては、玉露と同じで、日光を当てずに育てます。このひと手間があることからも玉露と同様、高級品として扱われています。

カフェインが多いので注意。カテキンは少ない。

カフェインが多いので注意。カテキンは少ない。

最後に、玉露の成分に関して紹介します。

玉露に含まれる成分は、他の緑茶と異なることは紹介してきましたが、特に注意したいのはカフェインが多いこと。ここではそういった成分に関してまとめてみました。

玉露の成分の特徴

  • カフェインが多い
  • カテキンは少ない

カフェインは”かなり”多い

玉露は、緑茶の種類の中でもダントツでカフェインが多い種類になります。

玉露のカフェイン量

96mg/杯

参考:日本食品標準成分表(茶葉6g/お湯60ml/抽出時間2.5分)

コーヒーの味わいでもわかりますが、カフェインには、苦み成分が含まれますが、テアニンが多いためその飲み口は抑えられています。

カフェインの摂りすぎは、体に負担になることで知られています。玉露が好きな人はカフェイン量を考えながら飲むようにしましょう。

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カテキンは少ない

煎茶の説明でも紹介しましたが、カテキンを含むお茶は「日光に当てて育てた茶葉」になります。

玉露は被覆栽培により、日光に当てていないため、カテキンは少なく、その代わりにテアニンが多く含まれます。

茶太郎
茶太郎
カテキンの健康サポートを期待して、緑茶を飲む人にとっては、玉露は向いていないと思いますね。
玉露は、健康というより、旨み・甘みを楽しむお茶と言えよぅ。
タマ
タマ

【まとめ】玉露の魅力や違い

【まとめ】玉露の魅力や違い

玉露をいろいろな視点から紹介してきました。

最後に紹介してきた内容を箇条書きにしてまとめます^^

  • 玉露はアミノ酸(テアニン)が豊富でカテキンが少ない。
  • そのため「甘み・旨み」が多めで「苦み・渋み」が少ない。
  • 栽培方法に手間がかかる&生産量が少ないため、希少性が高い。
  • そのため高級品になる。
  • 煎茶との違いは栽培方法(お日様に当てるかどうか)
  • 抹茶との違いは加工方法(粉末にするか茶葉にするか)
  • 玉露はカフェインがかなり多いので注意。

と、いうことです。

以上、玉露に関するまとめ記事でした。

玉露が気になっているあなた、一度はその飲み口を味わってみてください^^

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