茶柱が立つと縁起がいいと聞いたことがある方は多いと思います。
今回は、この茶柱が立つことについて、いろいろな情報をまとめてみました。
調べてみると、茶柱が立つお茶なんてのも販売されているようで、なかなか面白いなぁと感じると思います^^
この記事でまとめた内容
- 茶柱が立つと幸運と言われる理由
- 茶柱が2本立つと・・?
- 茶柱が立つ理由や立て方
- どれくらいの確率で起きるのか?
- 「茶柱が立つお茶」の紹介
- 茶柱が立つ=失礼になる?
気になる情報があれば、読んでみて下さい^^
なぜ茶柱が立つと幸運に?
珍しい現象=いいことがある
茶柱が立つとなぜ幸運になると言われるのか?
これは、この現象自体が「非常に珍しい」ということが理由になっています。
実際にお茶を淹れるときは、急須にお茶っぱを入れてお湯を注ぐことで作ります。
このお茶っぱの中に混じっている「茎」の部分が、上手く浮くように抽出されると、茶柱が立つきっかけになります。
ですが、急須というのは、網の目を細かくして葉や茎が出てこないように設計されているため、きっかけを作るだけでも一苦労(笑)
その上、出てきても抽出したお茶の中に沈んでいくのがほとんどなので、珍しい現象なのです。
茶柱が2本立つ=さらに珍しい?
ちなみに1本立つだけでも、かなり珍しいことですが、中には「茶柱が2本たった!」という方もおられるとのこと(笑)
やはり、2本立つと幸運がもっと強くなるのでは?という認識のようですね。
茶柱2本立ってない?明日石油王と結婚できるのかな pic.twitter.com/JItBYmZA3p
— サガミ (@mendoi_001) November 6, 2018
茶柱が立つ理由やその確率は?
茶柱が立つのは「茎の左右の重さ」が変わっているから
茶柱がなぜ立つのか?
これはお茶を淹れて、たまたま出てきた茎の部分の「左右の重さ」が変わっているからです。
この左右の重さが変わる理由に関しては、いろいろな原因が考えられます。
- 茎の左右の直径が違う
- 片方だけにお湯がたくさんしみ込んで重さが変わった
などなど。
茶柱の立て方から考えると発生する確率は低い(笑)
ここまでの内容から考えると、茶柱の立て方は、いろいろな条件が必要になることがわかります。
- 茶葉が、茎の部分を多く含むこと。
(そもそも茎を含まない茶葉では「茶柱」がない) - 急須の網目が粗いこと
(網目が細かいと茶柱が通れない) - なんらかの条件で茎の左右の重さのバランスが変わっていること
茎の部分を多く含む茶葉に関しては、「棒茶」などを使用すれば、簡単に条件をクリアできます。
ただ、現代の急須は網目が細かく作られるため、普通に購入するとなかなか達成できない条件かなと。
そして最後に、出てきた茎がなんらかの条件で左右の重さが違っている必要があります。
仮に茎の部分が出てこれたとしても、お茶を注ぐ勢いで、茎は熱湯の中に埋もれてしまうため、この条件は最も厳しそうです。
茶柱が立つお茶がある。お客様に是非出したい。
縁起茶本舗「茶柱縁起茶」
縁起茶本舗から発売されている「茶柱縁起茶」は、「茶柱が立つお茶で縁起を担ぐ」というコンセプトで商品を提供してくれています。
販売されているのは、「粉末緑茶」と「浮くように設計された茎」をカプセルに包んであるもの。
祝いの場や、旅館でも使用されている他、茶柱の代わりに桜を浮かせるお茶なども販売されています^^
茶柱ティーパック「ふく子」
こちらは粉末タイプではなく、ティーパックタイプの商品です。
ティーバックの外側に茎が1本ついており、お湯を注ぐと茎が取れて、そのまま浮くようになっているとのこと。
「茶柱が立つ」=失礼との見方もあるので最後にネタバレを
ちなみにですが、茶柱が立つ=失礼との見方もあるようなので一応注意を。
これは、上等な茶葉には、茎の部分が含まれていないため「ランクの低いお茶を出してきたのか・・?」と考える人も中にはいるそうです。
このため、もし気にされるようであれば、「これは茶柱が立つ用のお茶です」とネタバレをしておけば、無駄な誤解を生まずに済むかと思います。