と思っている方に。
実際にいろいろ試してみましたが、出がらしを焚いても茶葉の香りが十分に出ないと感じます。
また、早く楽しみたい方にとっては、乾かす手間がかかることもネックになります。
出がらしの使い道のひとつに「茶香炉で焚こう」と言うのは有名で、逆からの目線になってしまい戦々恐々ですが(汗)
この記事では、なぜ出がらしが向いてないかを始め、いろいろ試してみた結果などをまとめてみました。
この記事でまとめた内容
- 出がらしが茶香炉に向いていない3つの理由
- 実際に焚いてみて失敗した体験談
- 茶香炉を楽しむには?
-
茶香炉の使い方は?危険を避けるための注意点も紹介します。
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出がらしが茶香炉に向いていない理由
出がらしが、茶香炉に向いていないと感じた理由は次の3つ。
- 香りが弱い
- 乾燥が弱いと焦げる
- 乾燥させる手間がかかる
香りが弱い
茶香炉を使って、いろいろな条件で出がらしを焚いてみましたが、一番感じたのは「香りが弱い」こと。
普段、茶葉そのままで茶香炉を楽しんでいますが、その方法と比べると「ほとんど感じないレベル」です。
また、香り自体も変化することがあり、茶葉の良い香りを楽しめないこともしばしば。
「アロマように楽しみたい」という方には、特に向いていないと感じました。
乾燥が弱いと焦げる
出がらしを茶香炉で焚く場合、茶葉を乾燥させる必要があります。
早く香りを楽しみたい!と思って、生乾きの状態で焚くと確実に茶葉が焦げます。
このため、出がらしを使用する場合は「茶葉を完全に乾燥させる」ことが必須になります。
乾燥させる手間がかかる
乾燥が弱いと焦げてしまうため、完全に乾燥させる必要があります。
いろいろな方法を試してみましたが、キッチンペーパーで水気をとりつつ、日干しさせるといった工程が必要になります。
実際に出がらしを焚いてみた内容を紹介
実際に出がらしを焚いてみた結果を紹介します。
茶葉の状態 | 香りの強さ | 焦げにくさ |
茶葉 【そのまま】 |
しっかり香る | ほぼなし |
出がらし 【生乾き】 |
かなり弱い | ほぼ焦げる (掃除が大変) |
出がらし 【生乾き】 アルミホイル有 |
しない | なし |
出がらし 【乾燥】 |
そこそこ香る (癒されない) |
ほぼなし |
出がらし【生乾き】は焦げてこびりついた
写真の通り、生乾きで焚くと茶葉が焦げました。
茶葉を取り除いても、上皿にこびりついて掃除が大変です。
香り自体もかなり弱く、いろんな意味で残念な結果に終わりました(笑)
アルミホイルで対策すると香りが弱い
茶香炉の焦げ対策として、茶葉の下にアルミホイルをひく方法があります。
「これならいけるのでは!?」
と期待して試してみましたが・・
キャンドルからの熱が通りにくいこと、そもそも香りが弱いこともあり「まったく香りがしない状態」に。
完全に乾燥させても香りは弱い
最後に、完全に乾燥させた茶葉を使用してみました。
乾かし方は下記の3ステップ。
step
1水気を取る
キッチンペーパーに出がらしを乗せ、30分ほど放置。
step
2キッチンペーパー乗せ換え
水気を抜いた茶葉を、新しいキッチンペーパーに乗せ換える。
step
3天日干し
そのまま半日ほど天日干し。
これだけやれば、しっかり乾燥してくれました。
考えられる要因としては
- 放置している間に、周囲の香りの影響を受けている
- 出がらしだとそもそも良い香りが出ない
といったことが考えられますが、とにかく労力と時間には見合っていなかったです。
茶香炉にはそのままの茶葉をおすすめしたい!
ここまで、出がらしを試してみた内容を紹介してきました。
結果をまとめると、やはり出がらしは茶香炉に向いていないと思います。
そのままの茶葉であれば、香りを存分に楽しめますし、乾燥などの手間もかかりません。
しっかり焚けば、手作りほうじ茶としても楽しむことができます^^
茶香炉を出がらしで使用してみた感想まとめでした。
参考になれば幸いです!!
それでは、今日も素敵なおちゃらいふを^^
茶香炉専用茶葉はかなりおすすめです!!
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