
と言った疑問を持たれる方が多いとのことで、この記事では煎茶に関しての情報をまとめてみました。


他にも、煎茶に含まれる「カテキン」や「カフェイン」に関しての内容も紹介しています。
この記事でまとめた内容
- 煎茶ってこんなお茶
- 煎茶にも2種類ある
- 煎茶と緑茶の違いは?
- カフェインやカテキン含有量の目安
- 煎茶の歴史
気になる情報があれば、読んでみて下さい^^
目次
煎茶とはどんなお茶なのか?
煎茶の概要や、種類に関して紹介します。

緑色のお茶は「だいたい煎茶」
煎茶とはどんなお茶か?
というと「いつも飲んでいる緑色のお茶」という表現が一番わかりやすいかなと(笑)


つまり、緑色のお茶のほとんどは、だいたい煎茶ということになります。
煎茶ではないお茶は、玉露・ほうじ茶・番茶と言ったように、それぞれ商品に記載されていると思います。
煎茶の種類は「普通」と「深蒸し」の2種類
煎茶には2つの種類があります。

- 普通煎茶
- 深蒸し煎茶
それぞれ簡単に紹介しますね。
基本的な煎茶は「普通煎茶」
先ほどまで紹介していた煎茶は、この「普通煎茶」を指します。
普通煎茶は、甘み・旨み・渋み・苦みがバランスよく整ってるお茶。

茶葉の形状は、細く尖っており、上質なものは長く、濃い色をしています。

蒸し時間を長くした「深蒸し煎茶」
普通煎茶と比較して、蒸し時間を長くして作られるのが「深蒸し煎茶」
茶葉を作る際に、「蒸す」作業を行うのですが、その時間を20秒~30秒ほど長くしています。

普通煎茶と比較すると、少し甘みが強いため、こちらを好んで飲まれる方も多いです。

煎茶と緑茶の違いは?
煎茶と緑茶の違いについて、よくわからないという声を聞きます。
ここでは、その違いについてまとめてみました。
煎茶は「緑茶カテゴリー」のひとつ
そもそも緑茶とは、煎茶を始め、玉露、抹茶、ほうじ茶、番茶などを一括りにして表現しています。
このため、煎茶=緑茶というのは間違っており、「緑茶の種類の中に煎茶がある」という認識が正しいかと。

ちなみに、緑色をしていないほうじ茶や番茶が「緑茶」とまとめられるのは、これらの原料が同じものだからです。
原料は「チャノキ」という緑色の葉で、この葉を発酵させた後、いろいろな製法・加工を経て、煎茶やその他の種類に分かれていきます。

とはいえ、緑茶=煎茶の認識でも通用するので問題なし
「煎茶と緑茶の違い」に関しては、その意味が違うのは事実です。
ですが、基本的には「緑茶=煎茶」の認識でも問題ないかなと思います。


あくまで「厳密に言うと違う」という感じでいいのかなと思います。
もっと詳しく知りたい方は
-
-
お茶の種類をまとめて紹介。緑茶・紅茶・烏龍茶などを徹底解説!
ユーザー お茶の種類ってどれだけあるの? と疑問がある方へ。 お茶には緑茶を始め、紅茶や烏龍茶などがあります。 また、茶飲料の仲間には、麦茶やそば茶などの「茶外茶」と呼ばれる種類もあります。 茶太郎 ...
続きを見る
煎茶に含まれるカテキンやカフェイン量はどのくらい?
煎茶には、さまざまな成分が含まれます。

- カテキン
- カフェイン
- ビタミンC
- テアニンなどなど
煎茶にはカテキンが多く含まれる
近年、健康効果で注目されているカテキン。
最近は「トクホ」「機能性表示食品」でも、カテキンを多く含んでいる商品が増えてきました。


含有量は100mlあたり70mg(※)程度含まれているとのこと。
最近よく見かける、ペットボトル緑茶の「濃いめ」シリーズと同じくらい量だと思います。
カフェインも含まれるので注意
緑茶にカフェインが含まれることは有名ですが、もちろん煎茶にもカフェインは含まれます。
煎茶に含まれるカフェイン量は100mlあたり20mg(※)程度。

もっと詳しく知りたい方は
-
-
緑茶のカフェイン量はどのくらい?妊娠中・子供・成人・寝る前に飲める量も紹介
緑茶のカフェイン量をご存知でしょうか? カフェインは苦みに関わる成分であると同時に、覚醒作用・利尿作用・集中力を高めるなどの効果が期待できます。 しかし飲みすぎによる副作用も何点か報告されていることか ...
続きを見る
実はビタミンCは緑茶の中でNO.1
また、煎茶にはビタミンCが豊富に含まれていることでも知られています。

からだのキレイや、元気をサポートすることで、特に女性に人気のビタミンC。
この成分を摂るための飲み物としても、煎茶はおすすめなのです^^
(※)カテキンやカフェインの量は日本食品標準成分表を参考にしています。
おまけ:煎茶の歴史をさくっと紹介
煎茶のきっかけは奈良時代から
煎茶が生まれるきっかけとなったのは、奈良時代からだそうです。
当時、唐から帰国した「永忠」という人物が「煎じ茶」を持ち帰りました。


その後、お茶の栽培を経て、いろいろな場所に「煎じ茶」が広まっていきます。
現代の煎茶になったのは江戸時代から
「煎じ茶」が「煎茶」に進化したのは、かなり近代に近づく江戸時代のこと。
このころには、既に宇治抹茶などが飲まれていたようです。

この宇治抹茶に「永谷宗円」という人物が、製法を複数して開発したのが「煎茶」です。
この煎茶が、今では多くの日本人が飲むお茶になっていくんですね^^
もっと詳しく知りたい方へ
以上、煎茶に関する紹介記事でした。
それでは、今日も素敵なおちゃらいふを^^