ということが気になる方へ。
番茶のメリット・デメリットを簡単にまとめると次のようなことだと思います。
- 体に優しい(メリット)
- 飲みやすい(メリット)
- 安い(メリット)
- 種類によっては欲しい成分が少ない(デメリット)
特に番茶のメリットとして大きいのは、 体に優しいことかと思います。
この記事では、紹介したメリット・デメリットの詳しい内容を解説していきます。
番茶の3つのメリット
番茶の3つのメリットの、理由や詳細をまとめてみました。
【メリット1】体に優しい
体に優しい最大の理由は、 番茶の茶葉にはカフェインがほとんど含まれていないためです。
妊婦さんや子供などは、カフェインの摂取量に制限がかかるため、番茶を好んで飲む傾向があります。
普通の成人でも、寝る前にカフェインを摂ると睡眠に入りづらくなることもあります。
このため、夜に飲むお茶としても人気です。
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また、種類にもよりますが、緑茶に含まれるカテキン(タンニン)が少ないことも優しいポイント。
一般的に番茶は、三年番茶・秋冬番茶・春番茶などの種類があり、それぞれで成分が変わるため自分の目的に沿った商品を選ぶことも大切です。
種類 | カフェイン | カテキン |
三年番茶 | 極小 | 極小 |
秋冬番茶 | 少ない | 多い |
春番茶 | 少ない | 少ない |
【メリット2】飲みやすい
番茶は基本的にはさっぱりとした味です。
ふわっと香ばしさを楽しめるため、普通の緑茶と比べると飲みやすいと感じる方が多いです。
カテキンも渋み成分を含むことから、三年番茶などは好んで選ばれます。
このため、飲みやすいということも番茶のメリットのひとつです。
【メリット3】 遅い時期に摘むから安い
安価で提供されることも番茶のメリットのひとつ。
一番茶などの新芽で摘まれる茶葉(いわゆる新茶)には、旨み・甘みを楽しめる栄養が多く含まれているため、高価になる傾向にあります。
番茶は、三番茶・四番茶などの遅い時期に摘まれた茶葉を使っていることが多く、遅い時期に摘まれる茶葉には旨み・甘み成分が少ないため安価になります。
また、茶葉ではなく茎の部分を刈り取って強火で焙煎したり、煎茶の選定から外れた下級茶として製造されることからも安くなる傾向があります。
番茶のデメリットはカフェインが少ないこと
番茶のデメリットを挙げるとすると、「カフェインが少ないこと」かなと思います。
カフェインは、眠気覚ましや飲んだ後のパフォーマンス向上を目的に、摂取する方も多いのではと。
また、秋冬番茶以外であれば、カテキンも少ない種類が多いのもデメリットのひとつ。
特に、緑茶はカテキンが健康面で注目されることが多くなってきました。
カテキン含有量に注目している人にとっては、三年番茶などはおすすめのお茶ではないと思います。
優しいお茶を飲みたい人は番茶で決まり
番茶のメリットとデメリットを紹介してきました。
とにかく「体に優しくて、飲みやすいお茶」が番茶という認識で合っているのかなと思います。
地域や産地によっては、独特な風味を楽しめる番茶もあります。
体への優しさを考慮しつつ、自分の好きな味を探してみるのも楽しいのではと思います^^
以上、番茶のメリット・デメリットの紹介でした。
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